精霊流し
道頓堀川に毎年8/15に大きな船が停泊するんですよ。
道頓堀クルーズのにぎやかな観光船の横で
赤と青のきらびやかなネオンの下に
8/13に各家庭で迎え火をともします。
家の玄関などで、御線香をともしその煙にのって、
ご先祖さまが帰ってこられるそうです。
御仏壇には、いつもよりご馳走が用意され、とくに
御迎えだんごというきなこのついた御団子はかかせません。
そして、お送りする8/15まで・・・・
ご先祖さまが好きだったものを、たくさん御供えします。
御供えしたものは、全部捨てません。
最後には、蓮の葉につつんだ、白むしをお弁当にもって行かれるように
用意します。
そして、その3日間の間に、御供えをしたお花やご飯、おかずを全部
ひとまとめにして、御線香の煙とともに、
道頓堀に停泊している船に流しにいきます。
昔は、その御供えを川に流したそうですが、
現在は、橋の上から御船に流します。
大阪のご先祖さんたちは、賑やかな道頓堀川から旅立っていかれました。