七歳の花嫁


今日は夕方から京都からきた
豪雨が大阪を通り過ぎていきました。
こういったのを〝狐の嫁入り”といいますが
四百年以上前の今日、『七歳の花嫁』が大坂城に嫁ぎました。




その名を『千姫』といい
当時、〝征夷大将軍”の職を受けて間もない
『徳川 秀忠』の長女。
嫁ぎ先は『豊臣 秀吉』の息子の
『豊臣 秀頼』で当時十歳。
歴史でみればわかるように
関東関西の一触即発を緩和するための政略結婚でした。
その後は皆さんご存知のように
『大阪冬の陣』『大阪夏の陣』により
『豊臣 秀頼』と『淀君』は大坂城で自害しましたが
この『千姫』は騒乱の中彼女の意思に背いて
徳川家に救出されたといわれています。
『千姫』が
十九歳という女性として華々しい年頃のころでした。