日常の中の足跡




今日は朝から雨。。
こんな日はネット通販で
夏らしい『はも料理』はいかがでしょ。
酸味のある梅肉で食べる『はもの洗い』は
さっぱりしていて食欲のない時におすすめの逸品です!
今日は、
日常の中にある足跡をご紹介。
“谷町筋”の南にあたるこの道。
歩いてみると実は少し窪んでいます。
これは奈良時代後期。
和気清麻呂が河内川(現在の平野川)が
度々氾濫するため、その川の水を大阪湾へ直接流そうと考え
堀を作ろうとしました。
そして23万人もの人びとで工事に着手したのですが、
『上町台地』が難工事の原因となり失敗します。
その名残がこの道です。
窪んでいるのにもちゃんと理由があるのですね。
また、
この辺りは地名にも名残があり、
この道の西側あたるところに
その堀跡に沿うように『堀越神社』があります。
まさに堀を越えたところです。
更に西に行ったところには
これも和気清麻呂の堀跡といわれる
『河底池』というのがあり、
この池に架かっている橋が『和気橋』といいます。
“地名”にはそれぞれ意味があるのですね。
ちなみに、
ここからは『通天閣』がよく見えます。