「2010年06月」の記事一覧

パリを想わせる『大阪の橋』?!



今日は日曜日。
太陽が天辺に来ると、
多くの人たちが
ハンカチなどで光る汗を
ぬぐっていました。
ちなみに
私はハンカチ派ではなく、
日本手ぬぐい派です。
さて、
中ノ島に架かる橋の1つ。
『難波橋』
通称、
『ライオン橋』。
この橋は、
この間紹介した『高麗橋』と同じく、幕府管轄の“公儀橋”で、
元はもう1つ西側の筋にあったのですが、
“市電”を通すため現在の『堺筋』に架け替えられたそうです。
そして、その“市電”は
当時、開館された『天王寺動物園』まで続くように作られたといわれています。
また、この橋。
欄干にそれぞれ立派な“ライオン”がいるのですが、
これがなぜ“ライオン”なのか??ということで幾つかのいわれがあるそうで、
『天王寺動物園』ができたから、“百獣の王”のライオンになったとか、
『中ノ島』を“パリ”の『シテ島』にイメージして、
そこに架かる『アレキサンダー橋』にあやかり“ライオン”にしたとか、
果ては、当時、ここから16の橋が見えて、4×4=16(しし十六)という
わけのわからん説まで出たほど!!
しかし、真相は闇の中のようで、建てた人のみが知っているという
なんとも大阪らしい話です。
ぜひ近くをお寄りの際は渡ってみて下さい。
ここからの中ノ島の景色はまさに“パリ”!?を思わせますよ。